代表荒井の想い

      代表 荒井一美

すべては、笑顔のために!

「夢のマイホーム」ということが、当たり前のように言われていますが、私は変だと思っています。

なぜならば、住宅は住む人の健康や生活を守るためにある必要不可欠なものなのに、それが「夢」というのはおかしいと考えるからです。

私はこれまでに200棟を超える住宅を建設させていただきました。

その経験の中で、感じた住宅業界における非常識な常識について、最初にお話させていただきます。

■土地はそんなに必要…?

たとえば、土地の問題があります。

家を建てるにはまず土地が必要ですが、ほとんどの人は土地を決め、予算の中でその価格の残りが家にかけられる費用だと思い込んでいます。

そして、多くの人は土地にかかる費用が大き過ぎるので、自分の家を持つのはとても無理だとあきらめているのです。

これは、今の世の中は家を建てる場合に、土地優先の考え方に偏っているということだからかもしれません。

しかし、土地は建てる家に対する法律上必要な最低の面積はありますが、良く考えれば、住むということに関して、さほど大きな敷地は必要が無いことに気がつくはずです。

考え方を変え、必要な住空間を確保した建物の費用の残りを土地代とすれば、土地付住宅を取得できる可能性が大きく広がるのです。

多くの人は、せっかくのマイホームだからと少しでも広い敷地、大きな建物を求めがちです。

そのこと自体を否定するわけではありませんが、そのスペースがあなたの生活にとって本当に必要な広さなのかを、じっくりと考えてもらいたいのです。

使わないスペースのために住宅ローンが高額となり、その支払いに苦しんでいる人がいたとしたらこんな悲劇はありません。

しかし、この悲劇は少なくないのが現実なのです。

■苦しめれば苦しめるほど優秀な営業マン!?

私たちが実際に家を建てるための相談を住宅メーカーや工務店及び普通の建築設計事務所にすると、ほとんどは必要以上の設備や大きな家になってしまいます。

少しくらいは大丈夫だろうと思っていると、月々のローンの支払いが生活の中で、我慢や犠牲を強いられるというレベルまで膨れ上がってしまいがちです。

当然、このような住宅メーカーや工務店の営業マンは契約金額を吊り上げることで会社の利益を増やすので、企業の中では優秀だと評価されます。

一般の方はご存じないかもしれませんが、有名なハウスメーカーの営業マンの中には、こうして契約金額を吊り上げた結果、高額な給料をもらっている人もいます。

多くの住宅メーカーや工務店は住宅を「夢」のものとして、本当に住宅を必要とする人に手の届きにくいものにしてしまいました。

住宅を手に入れた後、つらく重いローンを延々と続けなくてはならない現実を説明せず、借りられるぎりぎりまでのローンを設定させることで自分たちの業績を上げた人もいるのです。

このような人との家づくりのは、お互いの幸せと住宅の本来のあり方は存在していません。

多くの人を苦しめれば苦しめるほど、優秀な営業マンだとする企業があるのなら、その姿勢に私は憤りさえ感じます。

■住宅で苦しむ家庭を一家族でも少なくしたい!

私は「住宅のことで経済的に苦しむ人をなくしたい」ということを使命と思い、大分から宮城まで住宅の建設をしてきました。

しかしだんだんと、一人でメッセージを送るようなやり方では使命を全うする事が出来ないと強く感じるようになってきたのです。

この瞬間にも無理な道を選んでしまう人がいることに対して、自分自身の無力さも感じています。

しかし現在、多くの方のご協力により、「住宅を夢にしてはいけない」ことを証明するための総額低価格健康住宅「進化する家CUTE(キュート)」を全国に提供できることになりました。

さらに、茨城県知事の認定を受けた「施主様参加型の住宅建設型の新しいビジネスモデル」も出来上がり、施工管理体制のない地域にも対応できるようになってきました。

それが、「A-1PROJECT」をスタートさせたきっかけとなったのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

私の考え方にご賛同・ご協力いただける方は、ぜひA-1PROJECTの活動にご参加ください。

建設業関係以外の方も、大歓迎です。

お問合せをいただければ、詳しい説明もいたします。

A-1PROJECTは、「夢じゃない!マイホーム」の考え方を広め住宅のことで不幸になる人をなくすため、「すべては、笑顔のために!」活動しています。

A-1PROJECT

代表 荒井一美

荒井一美プロフィール

月々家賃並みの支払いで無理なく建てられる「高品質総額低価格住宅」の普及に奔走する建築事務所及び住宅会社を経営する住宅建築会社専門企画開発コンサルタント・クリエイター。一級建築士

なかなか家を建てることができないという悩みや住宅ローンによる家庭不和、破産問題など、本来、家族を守るための家が生み出す不条理を解決すべく、25歳でも無理なく建てられる住宅の開発や建築工法を全国に広めている。

小学校5年生の時に建築の世界に目覚め、大学の建築学科に進学。

卒業後、地方の大手建設会社に入社し現場監督として経験を積み、1981年に建築設計事務所を設立し独立。一貫して建築の道を歩んでいる。

この間、化学プラントの土建設計や公共建築、結婚式場、ホテルを始め、様々な分野での設計監理やコンストラクションマネージメント業務を手掛ける。

1988年、フィンランドログハウスとの出会いをきっかけに無垢の木材の魅力を最大限に活かした日本国内向け住宅開発に着手。

2004年に「心と体の健康住宅」として高品質・総額低価格住宅「進化する家キュート」を発表。これをきっかけに住宅問題解決のために本格的に住宅業界に参入する。

2012年究極の住宅として住宅ローンを太陽が払う家「スマートキュート」を発表。

一連の「進化する家キュートシリーズ」は日経新聞、日経産業新聞、JAPAN TIMES、夢の丸太小屋に暮らす(地球丸)、ここまで出来る「1000万台満足の家づくり実例集」(永岡書店)、日経アークテクチャー、日経ホームビルダーなど各種メディアに掲載される。

また、ワールドビジネスサテライトに低価格高品質住宅の代表として出演するなど自由な発想による企画や設計力がマスコミに注目される。

現在は35年間の実務で蓄積されたノウハウと実践哲学を駆使し、震災復興や住宅を取り巻く諸問題を解決すべく総額低価格「心と体の健康住宅CUTE(キュート)」の普及のためにA-1PROJECTを立ち上げ、全国シェア1%を目指し、パートナーの拡大と育成に取り組んでいる。